アラカルト

アンネ・フランクに学ぶ

今朝は寒いくらいでしたが、昼間は暑い。寒暖の差が激しくなっています。おかげで体がだるい。会議もあったので、今日のご祈願は夕方にしました。やっぱり山に行くと気持ちが落ち着きます。◆今朝は2つの夢を見ました。一つは大学の友人とアメリカの町を歩いているのですが、私はズボンを落としてしまいはいていません…さすがにパンツははいていました。友人はそれに気づかず、どんどん進んでいくので、「頼むからズボンを取りに行かせてほしい」と頼み込む私。二つ目は京都市内で行われているビエンナーレのような芸術祭に参加。お寺に巨大なトマトが屋根の上とお堂に中にありました。また、夜に行われる演劇祭に参加しようとしましたが、トイレに行っている間に入場口で待機していた他の観客が皆いなくなり、出遅れてしまいます。会場を探してウロウロしてしまうというもの。どちらも、かなりドジな私でした。◆ところで、このところ世界中が引き籠もり生活になって、ネットなどを見ているとストレスからか、誹謗中傷が多くなっているように感じます。とても悲しいことです。それで思い出したんですが、かつて第2次世界大戦でナチスから身を隠して生活していたアンネ・フランクは、いったいどのくらいの期間籠もっていたのか。調べてみたら2年間でした。その後、隠れ家住人の中でただ一人戦後まで生き延びた父オットー・フランクによって、彼女の日記が世に出るのですが、その記述から隠れ家生活という苦しい中でも夢を諦めず前向きに生きていたことをうかがい知ることができます。この機会に自分の心の内を日記にしてみるのも良いかと思います。写真は福島県白河市にあるアンネ・フランクの家(アウシュビッツ平和博物館の敷地内にあります)。震災以降、福島に行ったら必ず寄るところです。関連資料が数多く展示されています。この写真は2011年8月に撮影したモノ。展示の中に忘れられない彼女の言葉があります。「なぜ人間はなかよく暮らせないのだろうか」。科学技術は進歩しても、人間の方はそれほど進歩していないのだと気づかされます。

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│-│-│2020/04/15(水) 22:07

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