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アラカルト格差をなくしたフィンランドの教育大型連休は始まったようですが、うちの大学は平常授業扱いですので、いつも通り。ただ、今日は朝から元気が出ず、仕事場でずっとおとなしくしていました。最近、眠りが浅い感じが続いています。◆このところ、教育指導要領のチェックと、世界の教育に影響を与えたフィンランドの教育について少し調べています。フィンランドは宿題がないのにテストの評価が高いとのことで有名です。その鍵はいくつかあるのですが、一つにいろんな意味で点数で人を格差を付けない仕組みがあります。逆に日本では徹底的に点数評価を行い、個人の差別化を行い、学校の差別化まで行います。私が本当に残念に思うのは、正課授業だけでなく課外活動ですらランク付けをしたがることです。だから、全体的に点数は高くなるのですが、一方で不登校の数が増え、自己肯定感が低くなっていくのです。大学生になっても自己否定に陥る学生を何人も見てきました。この4月からの新しい教育指導要領ではもっともらしい方針が示されてはいますが、この格差の問題は改善されていないように思われます。9月から始めるかどうかより、中身の議論をもっとすべきかと思います。人はそれぞれなので、他人と比較するのではなく、その人の持ち味が発揮されていくような教育が発展していくことを望みます。本だけでは具体的なところが見えにくいので、一度行って確かめてみたいものです。
│-│-│2020/04/29(水) 20:57│
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