Access: |
アラカルト宇宙作戦隊の目的とは車載気温で32度!完全に真夏です…。すでにバテ気味になっています。今年もこの状態がずっと続いていくのでしょうか。◆さて、UFOの第2弾です。この分野では結構興味本位で根拠が不明確な本が数多くありますが、本書はかなり真面目に編集されたものです。著者の佐藤さんは航空自衛隊で31年勤務し、パイロットとして3800時間の飛行経験をもつ人物です。いわば日本のトップガンを長年務めてきた方です。実は自衛隊では未確認飛行物体については完全にタブーらしく、何かを目撃した場合、それをそのまま報告したら、その時点で精神異常とみなされ飛行機から降ろされてしまうとのこと。昔日航機の機長がUFOを見たと報告して報道されたことがありましたが、彼もその後地上勤務に変更となっています。佐藤さんは引退されてから、このままではいけないという思いから、これまでの目撃情報を仲間から集め本にしたのです。しかも、多くが実名で公表されています。なかなか勇気のいることだと思います。驚くべき事に、防衛上の問題から匿名ではありますが現役の方の報告も掲載されています。日本では東北の松島基地上空が一番目撃例が多いそうです。原発を見張っているかどうかはよく分かりませんが、少なくとも日本にも何らかの未確認飛行物体が飛来し、航空機に操縦異常を生じさせたということが幾度となくあったようです。恐らく政府関係者はこの本をこっそり読んでいるはずです。第3刷まででていますが、ほとんど在庫がありませんでした。最近、自衛隊の中に「宇宙作戦隊」なるものが発足するという報道がありましたが、本書に影響されて監視・記録体制を確立していくことも含まれているのでしょうか。表だって説明することはないでしょうねぇ。日本も含め世界的には戦後からかなりの数の報告がされてきています。ただ、目撃はあっても大きな被害は今のところ報告されていないことから、SF映画のように強い敵意があるとは考えられません。むしろ、人類は単なる観察の対象になっているように思われますが、今後突然何かが降ってくることがあるかも知れないという覚悟はもっておいた方が良いのかも知れません。この件はここでいったん終了します。
│-│-│2020/06/04(木) 22:11│
|