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アラカルト足下の不思議暑くなればウイルスの勢力も弱まると勝手に思っていましたが、インフルエンザとは違うようですねぇ。Gotoと言われてもホイホイと旅行に行く気にはなれません。◆今日は山科の小山という地域にある「京の田舎民具資料館」という所に行ってきました。夏休みに博物館実習をお願いすることになりましたので、そのご挨拶です。今年は新型コロナの関係で実習を辞退される施設が多く、受け入れ先の確保を手分けをして行っています。それぞれに事情がありますので仕方ありませんが、学生が学芸員資格の取得ができなくなってしまいますので、授業の合間に緊急対応をしています。この施設は京都の古い民具を大量に収蔵した個人博物館です。久しぶりに館長といろいろお話をいたしました。コロナや大雨の関係でさっぱり人が来なくなってしまったとのことです。時代が変わりすぎて、昔の道具も見る機会が無くなっていますが、とくに子ども達に知って欲しいなぁと思いました。何気なく敷地に転がっている石も、昔水争いがあった際に川の水量を均等に分ける「分水石」だったりしますが、一目見てそれが分かる人がどれだけいるでしょうか。話しているうちに、小山特有の大蛇神と山の神の話になっていきました。裏山には地域の人しか知らない水の涸れない場所があるとのこと。はじめて知りました。恐らく太古の水の神であり、禊ぎ場であった可能性はあります。足下にもいろんな不思議が沢山あり、機会があれば調査してみたいと思いました。
│-│-│2020/07/22(水) 21:21│
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