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アラカルト地域に佇む拠り所日中は身の危険を感じるほどの暑さになるので極力外に出ないようにしていますが、今日はちょっと外で用事があり車に乗ろうとしたら、即死してしまいそうな感じでした。夏場だけでも車の色を白に塗り替えたい。◆さて、日曜日の話になりますが、寺町通りをフラフラと北上し、京都市歴史資料館に寄ってきました。いまちょうど地蔵盆に関する展示をしているので、一度見に行きたかったんです。関西では地蔵盆は庶民の文化として根付いていますが、関東で育った私としては馴染みがありませんでした。非常に小さな地域単位でお地蔵様を祀り楽しいイベントなどが行われる祭事は、コミュニティーの形成とともに心の拠り所としてとても重要なものと思っています。お年寄りの方々はお地蔵様の前では軽く一礼をして通りすぎていきますし、中には夜にかなり長い時間手を合わせている方も目にします。ですので、私も自然とお地蔵様の前では軽くお祈りをするようになりました。展示では市内中京区の下高倉町に関する資料を中心として紹介がされていましたが、中でも10分くらいの映像として、その準備から終了までの流れを説明してあったのがとても良かったと思います。一方で、私のいる山科地域では、地域の方が全てのお地蔵さんの調査をされ冊子にもされているのにその紹介がなかっただけでなく、紹介マップに山科が入っていなかったので、2度ずっこけてしまいました。それはともかく、よく地域が子どもを見守るという表現がありますが、お地蔵様にも見守られている京都の子どもはとてもうらやましいとほんとに思いますし、コロナに負けず新しい地蔵盆のあり方が模索されることを期待したいです。
│-│-│2020/08/18(火) 21:32│
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