アラカルト

モンパルナスの帝王

今夜はやけに冷える感じがします。そろそろベストを出そうか、どうしようか。◆今朝の夢は、先月お亡くなりになった北村先生とご一緒の場面でした。先生が研究室の片付けをされるというので、それを手伝っている夢でした。まだ気持ちの整理ができておらず、心の中では生きております。ただ、「片付ける」というキーワードから、そろそろ居なくなるということを暗示しているようにも思いました。落ち着いた時期に「偲ぶ会」を催すことができればと思います。◆昨日の話になりますが、実習用の資材を買いに京都駅のヨドバシまで足を伸ばし、そのついでに伊勢丹の美術館に寄ってきました。「キスリング展 エコール・ド・パリの巨匠」の最終日でした。同時代の作家さんはよく展覧会が開催されますが、キスリングさんの作品をこれだけ大量に見るのは初めてです。キュビズムに影響されつつも、それに染まれない葛藤などが画風から伺えるのが面白かったです。人物画が特徴的ですが、鮮やかなお花の絵や風景画も素敵でした。別名「モンパルナスの帝王」とも呼ばれた方で、なんとなく怖い人かと思っていたら、仲間思いの優しい人物だったようです。調べてみたら、エコール・ド・パリの画家の多くはユダヤ人だったようです。とにかく絵の好きな人だったんだろうなぁという印象を受けました。

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│-│-│2020/10/26(月) 22:43

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