アラカルト

地球温暖化の原因は本当に二酸化炭素なのか?

いよいよ第3波が来たようですね…寒さとの関係性はあるのでしょうか。もうリモート授業はやりたくないですが、時間の問題かも知れません。覚悟をしておこう。実習は終了したので良かった。◆今日の新聞で石炭火力の縮小についてや、女川原子力発電所の再稼働同意表明の記事がありました。このところ、隙間時間で読んでいたのが写真の本。いわゆる地球温暖化の原因が二酸化炭素の増加ではないという主旨の内容です。前から気になっていたのですが、今年広瀬氏が本を出されたのでネットで購入して読みました。少々文体が大げさで荒っぽい部分は目をつぶるとして、読後の感想からすると「地球温暖化の原因はまだわからない」ということでしょうか。私は科学者ではないですが、二酸化炭素が温暖化の原因というには状況証拠が足りない気がしました。原発を動かすなら、まだ石炭火力発電の方が良いというのもよく分かりました。そもそも我々は火力発電がどのようにでき、運用されているのか全く知りません。「石炭=悪」というのは、単なる先入観にすぎません。現場を見に行きたいと思いました。さらに、2014年の「クライメートゲート」なる事件も全く知りませんでした。ICPP(気候変動に関する政府間パネル)が世界の気象データを改ざん・ねつ造していたとされる事件です。こういう本を読むと、何が真実かがよく分からなくなってきますが、何事も疑いをもって行動することが大事だと思います。また、CO2削減と原発再稼働はセットの政策であるのに気づかなくてはなりません。たかだか70頁の小冊子ですので、ご関心のある方はぜひ一読をおすすめします。ちなみに、この広瀬氏は2010年の8月に原発は爆発すると警告した本を書き、1年経たずにその通りになりました。私は東北中を調査しましたが、どこの博物館にも彼の本を眼にすることはありませんでした。1つの施設を除いてですが。そもそも、津波や地震に関するものはあっても、原発に関する本がほとんど置いてありませんでした。実はそのことが最も怖いことではないかと思っています。

1.JPG
│-│-│2020/11/11(水) 20:59

page top