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アラカルト土にやさしい生活大学の事務は今日から冬休みですが、やることが溜まっているので出勤。昨日できなかった年賀状を作成。なんとか終わらせることができました。数年返信がない方には送付をやめて数を絞ることにしましたが、それでも送る数は多いので毎年印刷です。どうかご容赦ください。◆夜に昨日放送された映画「風の谷のナウシカ」を録画で鑑賞。1982年の作品なんですね!38年前か…当時映画館で観たのが最初です。原作はアニメージュで連載されていて、その時だけ雑誌を買って読んだりしていました。まったく色あせていないというか、原発やコロナなど今だからこその気づきがあったりします。また、今日新たに発見した視点もありました。台詞の中で「土を汚す」というフレーズがありました。私は学生時代からかなり発掘調査に携わっていました。とくに、旧石器から近世・近代の遺跡まで幅広い時代の層を発掘するという経験をしています。時代が新しくなればなるほど土は汚れていきます。また、現代ほど土が汚れている時代はありません。あと千年後、1万年後の人類が今の土(地層)を見たときに何と思うのでしょうね。技術に依存しすぎず、土にやさしい生活を心がけたいと思うのでした。前に『縄文の土』という本を読んだことがありますが、未だに疑問に残る部分もありますが、とてもユニークな視点で書かれたものでした。あの本を読んで、関東と関西の土の色が違う理由が納得できました。縄文の土(黒色土)は、土そのものが貴重な文化遺産だと認識できるのは地質学者と考古学者だけかも知れません。もっと一般の人にSDGsなどと絡めて分かりやすく伝えないとなぁと思った次第です。
│-│-│2020/12/26(土) 23:10│
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