アラカルト

福沢諭吉と渋沢栄一

朝から雪が舞うほど寒い1日でした。ただ、思ったほど寒さがきつく感じることはありませんでした。明日は今日よりさらに冷えるようです。◆入院で遅れていた後期の課題整理・成績・出席チェックもほぼ終わったので、今年度の報告書の整理などを始めています。私は多くの授業で報告書や論集などをまとめていますが、これは企業時代からの癖です。誰に言われなくても活動や事業を「見える化」しておくのは当然のことと捉えていて、授業公開もいろんなレベルで自主的に行っています。大学の先生って日頃何しているのか分かりにくいということもあり、可能な範囲で見える化することで活動への理解促進に繋げています。ただ、一生懸命いろいろやっていても多くは見ていただけません。しかし、見ていただける人も少ないですがおります。また、必要に応じて見てもらえたらとも思っています。◆さて、ようやく録画で新大河ドラマ「青天を衝け」を観ました(写真はJTBパブリッシングのHPより)。2024年に1万円札が変わるわけですが、それまでに現金の意味がどう変化するか。何事も「目に見える」「量がわかる」「触れることができる」ということが基本・自然の摂理だと思っていますので、現金があるうちは積極的に使い電子マネーなどは極力使わない主義を貫きます。ところで、渋沢栄一といっても福沢諭吉に比べて一般的知名度はかなり低いと思われます。あくまで個人的な想いですが、福沢さんよりも渋沢さんの方がはるかに好きです。人間的魅力を感じます。福沢さんも近代日本を推し進めた方ではありますが、知れば知るほど二面性(二枚舌的な性格)を感じます。また、頭は良かったのでしょうけれど、あの時代に文化的素養がほとんどみられません。今の政治家のようです。一方、渋沢さんは三方よしにも通じる公共的精神が高く、最近の二言目には「お金」という風潮とは真逆です。派手さはないのかも知れませんが、この機会にそうした視点がクローズアップされていくことを望みます。

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│-│-│2021/02/17(水) 22:19

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