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アラカルト太陽と鏡と禊今日は夏至。伊勢の夏至祭は、今年も禊ぎ神事は中止となったようです。いつか見てみたい。神代の時代では、夏至の朝に昇る太陽を「再生の象徴」としたようです。身を削ぐ(禊ぎ)行為も、厄を落とす行為であるとともに、生まれ変わりを意味します。そして、太陽と鏡は同じ神格をもちますので、伊勢に八咫鏡が奉納されたわけです。鏡ということでは、昨日大きな発見がありました。日牟禮八幡さまで、鏡岩を見つけました。本殿横に岩戸神社の祠があるので、どこかに岩屋があると思い、以前山頂を調査したことがありましたが見つからず、昨日本殿の真裏に巨大な鏡岩があるのに気がつきました。何度も来ているのに正面から見えないので知らぬままでした。この岩は屏風岩ともいい、階段状の不思議な形。もしかしたら、この形が「日牟禮」の語源に通ずるかも知れません。そして、その脇に鏡池もありました。この神社でここが一番大切な場所です。社殿が本来の神を隠してしまっている典型例ということがわかります。昔の人はなんと失礼なことをしているのか、現代の人はもっとそれに気づいてほしい、とつくづく思いました。
│-│-│2021/06/21(月) 22:25│
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