アラカルト

千歳の命を得る

静岡から帰るとわかりますが、京都の湿気は尋常ではありません。実家では寒くて寝られず、京都では暑くて寝られず。気圧の影響も加わってか、体がフワフワします。◆土曜日は三島で足止めをくらってしまったので、バスが発車するまでの間に三嶋大社を参拝することにしました。三島は乗り継ぐだけでほとんど歩いたことがありません。ここは、大山祇命と積羽八重事代主神を祭神とする古社ですが、恐らく「三嶋」は「御島」が語源だろうと思われ、彼らは後から入ってきたのでしょう。伊豆がまだ島だった頃の名残を感じます。また、神代の時代には、溶岩から脈々と湧き出る水を神として崇めたのではないかと想像します。あちらこちらに水を感じます。もとは祓いの神であり、鎮めの神でもあったのかも知れません。境内には祓戸四神を祀る「祓戸神社」もあり、夏越し祓専用の御守がありました。また落ち着いた時に遊びに来たいと思いました。

水無月の 夏越しの祓ひする人は 千歳の命 延ぶといふなり

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│-│-│2021/07/05(月) 21:03

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