アラカルト

デジタルネイティブとデジタルコンシューマー

今年も年末恒例の「山科義士まつり」が中止となったので、なんとなく寂しい感じ。オミクロンが広がらないことを祈ります。◆ところで、先日、授業中に「Z世代」の話をしたら、結構キョトンとしている学生が多かったので、意外だなと思いつつも、きちんと説明したりしました。Z世代とは、アメリカなどで誕生した概念で、その定義にはバラツキがありますが、だいたい2000年代に生まれた人たちのことを指し、その前には、「X世代(1960〜1970年代生まれ)」や「Y世代(1980〜1990年代生まれ)」が存在します。今後、このZ世代が消費を支えることから、彼らに対するマーケティングに関心が注がれています。大きな特徴としては、生まれた時から高度なインターネット環境が存在し、「真のデジタルネイティブ」などと呼ばれることもあります。ただ、皆がデジタルを高度に使いこなすという訳ではないので、私は「デジタルコンシューマー(デジタル消費者)」と位置づけています。恐らく、ネイティブはごく一部です。写真の本などを読むと、確かにデジタル環境的な側面が突出しているのですが、他の特徴については共感できるところもあり、個人的にはさほど意識が異なる訳ではないことが分かります(個人差はあると思います)。一方で、スマホやデジタルで何でも行う事に対する問題もあり、迎合するばかりではなく課題の指摘を行う立場にもあろうかと考えています。◆それに関連するかも知れませんが、録画で昨日の番組「所ジャパン」を視聴しました。若者(Z世代)の「昭和レトロブーム」を特集していて、喫茶、フィルムカメラ、VHS、カセット、スイーツ、ファッション、建築などが紹介されていました。私は、もともと平成・令和のモードに魅力を感じないので、彼らが昭和のアイテムに対して「エモい」と称して、今にない感性の発見をしていることにとても共感します。もちろん、それらが消費の主流にはなり得ないかもしれませんが、我々こそ昭和の感性を忘れてはいけないと感じた次第です。また、新しいものでも、ダメなものはダメと言える人間でありたい。

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│-│-│2021/12/15(水) 22:07

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