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アラカルトメタバースをどう捉えるか担当している今年の授業は今日で終わり。コロナ禍でも後期は全て対面授業を実施できたことには感謝です。京都に来て21年。思えば、文化政策学科→現代マネジメント学科→都市環境デザイン学科→経営学科と、もともとは芸術学科出身なのにカメレオンのように生きてきました。よく「自分は何者なのか?」と思ったりしますが、「他人にどう思われようが、自分が今必要だと思うこと」を「自分なりのやり方」でやってきただけです。悔いはありません。◆写真の記事は、今日の日本経済新聞朝刊のものです。これを読んで、いよいよ「メタバース」(仮想現実社会)が本格化しそうだと思いました(詳しくは新聞をご覧下さい)。韓国はそうとうの勢いでメタバース・プラットフォームを構築しているようで、今年はアバターで世界旅行をするシステムが若者世代で爆発的に流行したそう。映画「トータルリコール」の世界が近づいている。SNSのフェイスブックが、社名を「メタ」に変更したのはそれを見越してのことでしょう。日本の組織ものんびりしていてはすぐに差が開いてしまうかも知れません。また、アフターコロナ世代は、遠隔が当たり前になりましたので、デジタルスキルが格段に向上しています。個人的には、安土城のVRChatシステムをより重点的に展開してくことを提言することにできればと思いました。実は仮想空間上では、とっくの昔に安土城と景観環境は再現されています。ただ、研究的な検証を進めないといけないのですが、もうモタモタやっている場合ではないでしょう。5Gが普及すればネット環境はこれからの3年で大きく変化するはずです。それがいいとは思いませんが、早めの対策が必要だと感じました。大学も美術館も、まずは「メタバースでお試し」という時代がすぐそこかも知れませんし、それを見越した上でリアルとの「ハイブリッド」を考えていければと思います。◆講義が終わったということで、自分へのご褒美にSIZUYAさんのクグロフを頂きました☆
│-│-│2021/12/23(木) 22:43│
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