アラカルト

日本の狂気

川内原発の再稼働に続き、3兆円もの巨額投資。驚きました。新国立競技場経費の約20倍ですよ。たかだか2割の危険な発電のためにこれだけの経費をかける必要があるのでしょうか。また、それでも原発は安いと言い張るのでしょうか。ここに原発業界のカラクリがあります。大事なお金、次の時代を見据えた新しい自然エネルギーの開発・普及に回すべきだと考えます。これは新国立競技場のレベルではなく、私には「狂気」としか受け取れません。すでに2010年比で2割弱の節電が定着しているので、もう少しの工夫だけでも原発はいらないのです。今やるべきは危険でゴミの捨て場もない原発依存から脱却し、エネルギーシステムの転換でしょう。それを日本からやる意味・意義は大きいと考えます。

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原発安全対策、3兆円規模へ=再稼働へ巨額投資―電力11社
(時事通信:2015.8.12)

 沖縄を除く大手電力9社と電源開発(Jパワー)、日本原子力発電の11社が、耐震工事など原発の安全対策に計3兆円規模の費用を投じることが11日、分かった。テロ対策関連の施設も今後必要となり、さらに増える公算が大きい。安全対策費の膨張は経営の重荷だが、原発再稼働を業績回復の切り札と位置付ける各社には、避けられない投資となる。
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│-│-│2015/08/12(水) 10:57

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