アラカルト

情報発信力を鍛える

とても荒れた天気になった金曜日。雨もさることながら、風が凄かったように思います。結構いろんな所で、道が川になっていたりして。ただ、ジムニーだと多少の水没はまったく気にならないところが嬉しい。◆今日は、退院後の定期検査のため音羽病院へ。もともとMRIのような狭いところは苦手ですが、何度も検査しているとだんだん慣れてきます。結果は、とくに異常はないとのことで安堵。ただ、時間が経っても脳梗塞を起こす人もいるので引き続き検査はしますが、次回は1年後となりました。それで、日常的な検査は町医者にお願いするとのことで、紹介状を書いて頂きました。いろんな資料に目を通していると、音羽病院にも「地域連携課」なる部署があることを知りました。また、会報誌なども存在し、情報発信に意欲的な面を伺うことができました。うちの地域連携センターでは、私がセンター長を退任して以降、残念ながらニューズレターが廃止しされてしまいました。また、以前はタウン誌も発行していたのですが、それももう随分途絶えたままです。情報収集と情報発信というのは、ほんとうに地味な作業で面倒くさいのですが、状況を客観的に知る意味でもまたこちら側の意向を知ってもらう意味でも重要なもので、相互でやりとりすることで外部ネットワークの構築にも役立ちます。それを重要と考えるかどうかは、意識の問題になります。私もこれまでいろんな研究会やネットワークに関わってきましたが、そこで嫌というほど思い知らされたのは、人というのは「情報を取る」ことはしても、自分から「情報を発信する」ということはほとんどしないということです。ですから、ネットワークを構築しても情報を発信する人材は限られ、だいだい数人の同じ人が発信することになります。とくに研究会やボランタリーなネットワークの場合はどうしてもそうなりがちです。なぜ、そうなるのかというと、基本的に学校などで「情報発信を行う訓練がされていない」からです。ですので、関係する授業などでは「情報発信」を行う訓練を行ったりしています。ただ、学生が安易に発信すると、クレームが来たりするリスクを伴います。昨日も学生が粗相をしてある会社に謝罪したばかりですが、情報の重みを勉強させる上で、あえて行っています。教室の中だけでは実践的な力はなかなか身につかないのです。

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│-│-│2022/03/18(金) 22:14

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