アラカルト

時代に流されるな

朝から吹田の万博記念公園に行っていました。大学院の見学研修で、太陽の塔の内部に入ることにしたのです。もちろん、当時万博開催時は行っていませんし、その後特別公開などもありましたが倍率が凄く、耐震工事&リニューアル後もしばらくは予約が難しかったので、落ち着いたらと思っていたらコロナになり、結局今になってしまいました。この塔ができたのが1970年ですから、52年後の入館です。ほぼ新品レベルに綺麗で不思議な空間となっていました。エスカレーターが階段に変わったので、ゆっくりと見学ができ大満足でした。しかも、1階からの写真はOK。展示というよりは、生物の内部にいるような錯覚を覚えました。紛失した地底の顔は写真資料などから復元され、プロジェクションマッピングなどでユニークな演出がなされていました。この塔は、もともと会期が終われば壊される予定でしたが、当時の万博のコンセプト(人類の進歩と調和)と真逆を行く岡本太郎さんの作品だけが生き残る形となりました。人にどう思われようとも、自分も時代に流されない生き方を貫きたいと感じました。何かモヤモヤしたときに訪れるとスッキリすると思います。

1.JPG
2.JPG

3.JPG
│-│-│2022/06/02(木) 21:31

page top