アラカルト

プロセス展示が面白い

夏季期間は授業がほとんどないので、学内の補修工事があちこちで行われています。うちの棟では和式トイレが全て様式に変わり、入口の側溝周辺が綺麗になりました(微妙にタイルの色が違うけど)。この建物は2000年に竣工しましたが、中央の側溝部分で地盤沈下が徐々に進行し、そこにトラックなどが頻繁に来るものだから修理してもすぐにボロボロになります。今回は下地から直していたので、少しは強度がましていると期待したい。こうした工事を行う職人さん達の仕事ぶりはとても興味深く、丁寧に作業を進めていました。完成したものを見たりするのは当然ですが、作業のプロセスはできるだけ隠さず、とくに建築系の学生には見られるようにするのも面白いと思います。少なくとも、安土のプロジェクトでは発掘のプロセスをできるだけ見せるよう提案をしています。最近、完成展示ではなく、プロセス展示に関心があったりします。あと、和式トイレがなくなるのはなんか寂しい。

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│-│-│2022/09/05(月) 21:42

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