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アラカルト学習環境について想う今朝、日経新聞を読んでいたらうちの大学名が目に飛び込んできました。充実した学習環境をもつ大学として紹介されていたのです(詳しくは新聞をご覧下さい)。ここ5,6年くらいでしょうか、「コモンズ」というスペースを大学がこぞって設置するようになったのは。もともと「共有」を意味する言葉ですが、簡単に言えば「共有の学習環境」のことを「ラーニングコモンズ」といいます。うちも、以前にちょっと失敗もあってか、今は素晴らしい環境が整っています。ただ、あくまでハード面であり、社会全体ではどんなに環境が整っていても大学生の読書離れ新聞離れは深刻です。おそらく世界的な流れなんではないかと思われます。話はすっ飛びますが、かつて南極探検で著名な西堀栄三郎さんが、昭和基地の隙間みたいなところに研究室を仮設してそこで実験していたというのですから、向上心のある人はどんな環境でも学習できるとその話を知ったときに思いました。なので、どうしても使わなくてはならない時以外、最新設備・機器などはあえて必要最小限しか使いません。ないなりにどうしたらよいかを考えることが脳トレになると思っているからです。学習環境の話になると、なぜか西堀先生が頭の中に現れるのです。まぁ、環境がいいことにこしたことはないですが、心情的には環境よりも情熱が大事だと思っています。
│-│-│2022/10/19(水) 21:46│
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