アラカルト

1ミリの壁

後期授業は終了しましたが、後処理がいろいろ残っています。今日はとにかく時間のかかる期末テストの採点をひたすら行う。学芸員資格に関わるもので、いろいろミュージアムの未来に関する問いも出すわけですが、その中でとても印象的な文章がありました。それは「私の周りには美術に対して1ミリも興味を持たない人が多い」というフレーズです。学芸員資格の授業を受ける学生はさすがに文化・芸術に多少なりとも関心はあるのでしょうが、学内には「1ミリ」も関心のない若者は多数います。また、個人的にも都市環境デザイン学科から経営学科に改組となり、極端に関心度が下がった気がします。それは仕方のないことですし、一般社会ではそんなものです。だからこそ、この「1ミリの壁」をどう乗り越えていくのか、文化・芸術との素晴らしい出会いをどう創出するのかについて、社会全体で考えていく必要があるのだと思います。とにかく、「待ち」の姿勢ではアカンということです。※写真はあくまでイメージです。

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│-│-│2023/01/21(土) 21:48

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