アラカルト

答えのない課題を考える

来月末に4回生のプロジェクトイベントを行うため、現在いろいろと外部調整をしています。昨日は花山地域にある百々児童館というところに学生と伺っていろいろとお話させていただきました。コロナ禍で、あまり外部コミュニケーションをとれていない世代なだけに、交渉毎がうまくいかず私がサポートをしています。今朝の日経新聞の29頁に教育系ユーチューバーの記事がありましたが、答えのある教育はもう動画があれば教員はいらなくなる時代がすぐ目の前に来ていることを伺えます。ただ、大学はむしろ答えのない課題を考えることに意味があり、それをどう指導するのかに教育的手腕が問われることになるでしょう。児童館の横には花山稲荷神社という古社がありますが、ここには大石内蔵助が寄進した鳥居などが残ります。ただ、いまの学生は「忠臣蔵」と聞いてもほとんど知りません。我々も何をどう取捨選択して伝えるのか悩むことがありますが、時代が変わる中で根気よく丁寧に伝える重要性を感じるこの頃です。

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│-│-│2023/08/29(火) 10:15

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