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アラカルト変わる地域の構造昨日はラグビーワールドカップの決勝戦をテレビ観戦しましたが、やはりトップクラスの攻防は技術の高さを感じました。ただ、日本もかなりの実力をつけてきましたので、今後が楽しみですね。◆最近読んでいたのがこの本。神山典士さんの『トカイナカに生きる』(文春新書)です。近年、都会ともいえず田舎ともいえない「都会と田舎の中間」に位置する地域は「トカイナカ」と呼ばれ、本書ではとくに関東周辺のまちおこし事例を豊富に掲載しています。著者がノンフィクション作家ということもあり、構造的な本ではありませんが読み応えがあります。とくに、埼玉県小川町で有機農業を半世紀以上続けてきた金子美登さんのインパクトがすごすぎて、SDGsとかいう前に日々の食材について考えさせられました。このテーマは4回生のプロジェクトでも多少研究しましたが、もっと踏み込んで対応していく必要性を感じます。これからも人口減少は進む日本ではありますが、恐らく今後「改革が進む地域」と「改革が遅れる地域」とに二極化していく傾向が強くなると私は考えています。ですので、あと20年〜30年位すると行政の構造も変化せざるを得なくなるかも知れません。
│-│-│2023/10/30(月) 09:00│
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