アラカルト

若い人が活躍できる社会へ

昨日の午後辺りから急に酷い頭痛にみまわれ、早めに帰って寝続けたら朝頃まで体調不良は残りましたが、今は100%元気です。早めに休んで良かったです☆夕食はがっつり食べましたけど。◆ところで、今朝の朝刊に那智の浦島観光ホテルさんが株式譲渡される記事が出ていて驚きました(詳細は新聞をご参照下さい)。私も多少関係がありますが、経営年数が長く古い環境や体質があって多少のてこ入れでは変わりにくい感じでしたので、思い切った判断ですがこうした経営改革は好意的に受け止めています。今後受け入れがたい提案もあるかも知れませんが、丁寧に話し合いを進め新しい一歩を踏み出して欲しいものです。で、同じ紙面に京都・八幡市の新市長(川田翔子さん)の記事も出ていて、象徴的だと感じました。彼女は最年少の33歳で女性市長に就任したばかりで、今後の抱負を語っていました(こちらも詳細は記事をご参照下さい)。よく学生には、幕末志士の年齢と当時の人口のことについて話をします。今は多少少子化しているものの人口は1億2千万人を超えています。幕末頃の人口は3千万人程度で、明治元年(1868)の志士達の年齢は以下の通り。

勝 海舟 (1823年〜1899年) 45歳
岩倉具視 (1825年〜1883年) 43歳
西郷隆盛 (1827年〜1877年) 41歳
大久保利通(1830年〜1878年) 38歳
木戸孝允 (1833年〜1877年) 35歳
徳川慶喜 (1837年〜1913年) 31歳
山岡鉄舟 (1836年〜1888年) 30歳
伊藤博文 (1841年〜1909年) 27歳

吉田松陰 (1830年〜1859年) 29歳没
高杉晋作 (1839年〜1867年) 28歳没
坂本龍馬 (1835年〜1867年) 33歳没

つまり、日本を変えた志士達は20代から30代が中心で、40代など相談役レベル。今は人がいてもリスクをとらず動かない。私は50代以降の人間は言いたいことは沢山あるとは思いますがそれは最低限に止め(萎縮してしまうから)、若い世代が輝けるように金銭的・環境的・精神的なサポートをしないといけないと思っています。若いから経験不足や失敗があるのは当たり前。むしろ、失敗をかぶる度量が必要で、若者が安心して輝いて活躍できる組織や地域がやっぱり生き残るんだと思っています。

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│-│-│2023/12/02(土) 11:32

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