アラカルト

既存概念をひっくりかえす「厨房のありす」

今週はあまりに寒いので、布団を一枚増やして凌いでいます。来週は少し暖かくなるようで嬉しいです。◆ところで、今期のドラマでマエストロ以外ではまっているのが門脇麦さん主演の「厨房のありす」です(写真は公式HPより)。自閉スペクトラム症(ASD)がテーマということで、どんな内容か関心があったのでとりあえず見たのですが、とても面白いです。2022年に韓国で放送されたドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」に酷似しているとか、演技が微妙との批判もありますが、とくに気にはなりません。自閉スペクトラム症の設定として「大きな音や強い光が苦手、人に近寄られるのが怖い、物は何でも真っすぐにそろえないと気が済まない」というのがあって、「これってオレやん」とつっこみながら見ています。パニックにはならないけど、気分が悪くなることがあります。ちょっとした香り、電話の着信音、散らかったゴミ、夜間のLEDライト…つまりドラマを見ていると感覚刺激にとても弱い自分をいろいろ再発見することができます。また、メニューのないレストランという設定もめちゃ面白い。既存概念がひっくりかえります。貴族の政争には関心がもてないので、今年は大河をやめてこちらを見るようにします。

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│-│-│2024/02/08(木) 09:44

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