アラカルト

社会課題を解決する製品の開発

未曾有の大災害から13年。未だに約3万人の方が避難を余儀なくされています。多くが原発事故によるもの。あの日以来、常にエネルギー消費のあり方を考え続けています。◆一昨日の土曜日は、長野県の千曲市というところに行っておりました。特殊な薪ストーブを制作されている「モキ製作所」の月に一度の実演会にはるばる参加。普通の薪ストーブは鋳造製のため針葉樹や竹は燃焼温度が高すぎて薪になりません。ただ、京都は放置竹林が多く、なんとか解決できないものかといろいろ調べていてこの会社を見つけ、ぜひ行きたいと思ったのです。茂木社長さんは、そうした日本の放置林という社会課題の解決を目指し、鋳造ではなく溶接のストーブを開発し、どんな木材でも竹でも問題なく燃やせる製品を世に出しました。つまり、やっかいな山が身近なエネルギーになるわけです。燃焼温度が高いから煙も少ない。竹炭を作る実演もして下さいました。当然ですが、ストーブの上で料理もできます。スタッフがとても親切で、社長さんも質問などに丁寧に対応して下さいました。ありがとうございました。できれば新居にこれを導入したいと思っています。

モキ製作所:https://www.moki-ss.co.jp/

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│-│-│2024/03/11(月) 09:29

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