アラカルト

現代に息づく伝統

本格的な雨がやってきました。でも、昨夜は阪神打線が爆発したので気分は悪くないです。◆博多の続きですが、とにかく町は山笠モードになっていました。櫛田神社内では「飾り山笠」の準備が始まっていました。昔の山笠はこのサイズだったんです。町の近代化で電線を切ってしまうので、現在のサイズに落ち着いたとのこと。商店街を何気なく散歩していてたら、偶然山笠の土台づくりに遭遇しました。有り難い…犬も歩けばなんとやら。テレビ局などの取材もあったりして。テコの原理を利用して縄で固く締め上げます。金物は使いません。博多の場合は、各地域で特徴的な法被が作られており、そのデザインですぐに見分けられるようになっているのが特徴です。本番では動きやすい別の法被が使われます。近代化が進む現代においても、こうした伝統が息づいている場面が見られるのはありがたいものです。年齢を重ねるごとに、「伝統」の重みと意義を感じます。伝統を日常に生かすアイデアを少しでも考えたいと思っています。

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│-│-│2024/06/28(金) 07:44

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