アラカルト

ユニクロはどうやって世界企業になったのか

このところ五輪が盛り上がっていますが、甲子園が100周年ということで阪神が元気になっています。この勢いはいつまで続くのでしょうか。◆最近、ずっと読んでいたのが写真の本。今年発刊された杉本貴司さんの『ユニクロ』(日本経済新聞出版)です。493頁という超分厚い本で、私は読むのが遅いし、読書時間も限られるので時間がかかりましたが、読了しました。山口県宇部市の商店街にあった一紳士服店が、どのように世界企業になっていったのが克明に書かれています。記者が書いた本ということもあり、構成も上手で読みやすかったです。変な経営書よりも経営のなんたるかが分かるかと思います。いくつもの壁をどう乗り越えたのか、企業だけでなく多くの経営する人の参考となる本だと思います。ただ、柳井さんに限らず最近の経営者は、経営者としては優れていると思いますが、人としての「文化」を今後どう切り開けるかが課題なのではないかと思いました。

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│-│-│2024/08/02(金) 07:59

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