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アラカルト信念の人・石橋湛山雨上がりの朝はかなり肌寒い感じでした。また、秋らしい風も吹いてきましたね。◆今朝の日経日曜版に政治家の「石橋湛山(たんざん:1884-1973)」さんのことが取り上げられていました。知らない人だったのでじっくり読んだら面白かったです(詳細は新聞を参照下さい)。元ジャーナリストで、戦前は軍部と戦い言論弾圧を受け、戦後は吉田茂内閣の大蔵大臣としてGHQと戦い干されます(4年間の公職追放)。復職後に総理大臣にまでなりますが、思わぬ病気で在任65日で退陣。とにかく生涯信念を貫いた人で、最後まで中国・ロシアと対話を諦めなかった人物として近年再評価されているようです。山梨に彼のミュージアムがあるようなので、いつか行ってみたい。記事の中で、戦前の状況として、彼は「急速に力をつけた軍部」「リーダーシップに欠ける政治」「自由な発言ができないメディア」への痛烈な批判をしていたのですが、まさに現代の状況に似ていると思いました。時代の主流にはなり得ないかも知れないけれど、彼のように「ダメなものはダメ」と言える人でありたいです。
│-│-│2024/10/20(日) 12:03│
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