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アラカルト使わない権利今朝の室内気温は12度。ここ数日で急激に下がり、今期エアコンの暖房をつけました。秋支度をしたばかりですが、そろそろ冬支度が必要ですね。◆今週の週刊誌「文藝春秋」に、デジタル教育の課題が特集されていました。大学でも「遠隔授業」とか「ICT教育」などを押しつけられてきましたが、それらを使えばバラ色の教育が広がっているわけではありません。これまでのアナログ教育の評価をきちんとしつつ、デジタル教育の利点を追求していくことが大事なのです。それぞれに有効性もあれば欠点もあるのですが、なぜか日本では技術信仰みたいなことがあります。私はずいぶん以前に「つながらない権利」について主張し最近社会的にも取り上げれるようになりましたが、同じように「使わない権利」ということも今後クローズアップされていくでしょう。しかもデジタルの場合は利権が絡むのでやっかいです。何が一番かではなく、おのおのの教育スタイルに合う使い方や利用をすれば良いのだと思います。例えば、大学などでは、黒板で授業する先生もいればメタバース内で授業する先生がいても良いと思います。とにかく、新しい技術の全て良いわけではなく、逆にそれらを使うことで失われる部分があることをよく認知すべきですし、その点が社会的に認知され始めたのはある意味良いことと捉えています(文春の取り上げ方は少し過激ですが…詳しくは雑誌を参照下さい)。
│-│-│2024/11/08(金) 11:08│
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