Access: |
アラカルトデザイン公害にどう対峙するのか法政大学多摩キャンパスで信じられないような事件が起きましたが、人ごとではありません。大学には多様な人が大勢いるので、さまざまなトラブルはあります。有事の際には覚悟を決め制止できる人でありたい。でも、本当に遭遇したら逃げちゃったりして…。◆昨日は雪が降ったのでうちの赤いジムニーも白くなっています。このクルマは1995年製ですので、今年でちょうど30年となります。リモコンキー・パワーウインドウ・スタートボタン・ナビ・ETC・オートエアコン・エアバッグ・スライドシート・車載カメラ・LEDランプ・ABS・ESC等々、最近の機能は何もないですが、最低限必要な機能はあり、こちらの方が運転が楽しいしシンプルを極めたデザインも好き。また、雪道やオフロードこそ安心です。今日から東京オートサロンが開幕し、キーワードは「尖った車」とのこと。ただ、そうしたクルマはすぐに飽きられるでしょう。かつてヴィクター・パパネック(オーストラリア生まれのアメリカのデザイナー:1925−1999年)は、1970年代に「デザイン公害」という概念を社会に提示していましたが、これまでの産業界ではほとんど顧みられなかったと思います。資本主義の中ではそうした概念は利益に結びつかないからです。ただ、いつまでもそんな時代が続くわけもなく、私は「タイムレス・デザイン(時代を超えるデザイン)」という考え方を追求し、資本主義の課題にクルマを素材として別の角度から提言したいと思っています。究極は「捨てないクルマのあり方」です。今年こそサムライプロジェクトを動かしたい。
│-│-│2025/01/11(土) 09:25│
|