アラカルト

真のラクジュアリー

久しぶりに「清貧(せいひん)」という言葉を新聞で見ました。ローマ教皇が質素な葬儀を希望したからです。技術が進化し便利にはなりましたが、上を見たら切りがないし資源もエネルギーも無限に必要になります。かつての日本人がそうであったように、質素な生活の中でその質を向上させることこそ真のラクジュアリーであると私は考えています。◆昨日から大型連休が始まりましたが、大学はカリキュラムの関係で祝日も授業があり、普通の週末という感じ。ただ、毎年恒例のびわ湖ホール音楽祭が始まったので、昨日は午前中に残務仕事を終わらせ、午後からお忍びで見学。数年前からスタッフとして参加することはなくなりましたが、やっぱり気になります。スタートした頃の華やかさはありませんが、十分賑わっていました。コロナ禍を経て皆が文化芸術を楽しんでいる風景は平和そのものです。今年はサブ会場でのワークショップも再開されていて刺激になりました。一つだけ阪芸術監督の合唱コンサートを鑑賞。午後やから誰にも会わないかなと思っていましたが、入口で三日月滋賀県知事とばったり会い、会場ではびわ湖ホール元館長の山中氏に見つかったりと、悪いことはできないと思いました(してませんが)。この時期は端午の節句に近いので、叶匠壽庵の出店で柏餅を食べるのが恒例。私は粒あん派です。

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│-│-│2025/04/27(日) 07:36

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