アラカルト

朝のルーティンとメディアの将来

カリフォルニアの暴動が収まらないようですが、旧統一教会騒動から始まり令和の米騒動に至る日本でも大規模暴動が起きそうな気配です。救世主は現れるのでしょうか。◆今月の日経新聞・私の履歴書は、海外のミステリやSF小説などを手がける早川書房の早川浩社長が担当しています。出版社の話は新鮮で飽きないです(詳細は新聞を参照下さい)。今朝の記事には、彼が新入社員として会社に入った際、出社時に先輩方の机を拭いて回っていたことが書かれていて、昔のことを思い出しました。私が博物館に勤務していた頃、当然皆の机を拭いて回るだけでなく、朝のお茶・10時のお茶・3時のお茶を必ず作って提供していました。いまでもそんな文化が残っている組織はあるのでしょうか。民間企業に移ってから驚いたのは、コーヒーがいつでも飲めるようになっていたこと、仕事量が2倍以上に感じられたことです。それこそリゲインのCMではないですが、24時間働く覚悟を持たされましたし、いつも誰かが徹夜していました。ブラックが当たり前な時代でした。営業職にいた頃、会社で毎朝していたのが情報を得るため朝全国紙・地方紙・官報等に目を通すことです。その後、1990年代後半からインターネットの登場で日経テレコンなどが登場した際には、キーワード検索で情報取得する仕組みを構築しましたが、それでもデータに載らない新聞は読んでしました。なので、いつも手が真っ黒でしたが、新聞を広げる作業はいまでも続けています。また、よほどのことがない限りこれからも続けるでしょう。ただ、メディアは本当に大事な情報をきちんと取り上げていかないと、信頼がより崩れていくでしょう。あろうことかSNS規制が始まるようなので、今後新しいメディアが登場しあっという間に旧メディアが崩壊していく時が来るかも知れません。

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│-│-│2025/06/11(水) 08:21

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