アラカルト

武人八幡「本庄繁長」

七夕の京都は37.9度となりました。とりあえずクーラーを使わず扇風機だけで生活してみましたが、なかなか厳しいものがあります。無理はしません。◆写真の本は、帰省した際に兄から頂いたもの。以前彼が書いた本を大幅改訂して再出版したようです。戦国時代の武将・本庄繁長を題材としています。少年時代から勇猛な人物で、若干13歳にして父の無念を晴らし城の奪還に成功するという奇跡を起こしています。後に「越後に鬼神あり」と恐れられるほどに成長し、上杉家に仕えます。しかし、川中島の戦いで傷つきながらも成果を上げたにもかかわらず恩賞が少ないことに腹を立て、上司(謙信)に噛みつく大事件(本庄繁長の乱)を起こしたりします。ただ、その後も上杉家の家臣として宇用曲折の人生を生きます。彼の死後、上杉景勝はその武勇を称え「武人八幡」の称号を与えています。うちの兄は、もともと武術が好きで、現在は警備員の仕事をしながら物書きをしています。昔、直江兼続が大河ドラマで取り上げられたことがありますが、いつか本庄繁長をクローズアップして頂けると嬉しく思います。

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│-│-│2025/07/08(火) 09:29

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