アラカルト

人類の進歩と調和

万博が終わりました。そもそもカジノ誘致のカモフラージュというか大義名分みたいな万博だったので、誘致反対の意思を貫く意味で行きませんでした。ただ、あの枠組みの中で一生懸命活動されていた方も多いと思いますので、その点については否定はいたしません。それぞれの分野で今後ご活躍されることをお祈りいたします。全体の印象としては従来の枠組みから脱却できない内容だったように感じます。「電力をほとんど使わない万博」「自然共生型万博」「一カ所集中ではなく分散型万博」「対面重視・本物重視型万博」「過疎地万博」などであったら少し覗いてみようとは思いますが。万博も発想の転換が必要。◆ところで、実は先週の金曜日に東京に行っていました。10日ほど前に奥歯が欠けてしまい、成城の主治医のところに行きました。ついでに、上野の国立科学博物館で開催していた「氷河期展」を鑑賞しました。とても面白かったです。世界で巡回した作品が来ているだけでなく日本の資料も加わり、しかもとても分かりやすい展示となっていました。もうすぐ寒冷期が来るかもしれないと思っていましたが、実はまだ1万年位先とのこと。これからは縄文海進のようにさらに気温上昇が考えられるようです。また、人類は過去に少なくとも25種もいたらしいですが、結局生き残ったのはホモ・サピエンス(4番目の写真)のみ。ネアンデルタール人(3番目の写真)は、ホモ・サピエンスより脳が大きく体力もあったのに絶滅。われわれも、もしかしたらちょっとしたウイルスのパンデミック等であっという間に死滅するかもしませんね。それも運命。

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│-│-│2025/10/14(火) 08:08

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