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アラカルト文化面から捉えた東日本大震災の教訓あの日から今日で5年が経ちました。改めて犠牲になられた方々に哀悼の意を表しご冥福をお祈りいたします。現在でもまだ17万4千人もの方が避難を続けておられます。その内、原発事故の避難者は約10万人にものぼります。5年前、この未曾有の災害を経験し、その後「震災」というテーマと向き合うことを決意し、無我夢中で駆け抜けました。おかげさまで、昨年京都の「かもがわ出版」というところから『文化面から捉えた東日本大震災の教訓 ーミュージアム政策からみる生活の転換ー』としてまとめることができ、出版をしました。様々な人のお世話になり、感謝いたしております。前半は文化施設の被災・復興状況が中心ですが、後半は原発限界論的な内容で、対策として将来に向けた生活転換論を提言させていただきました。日本は資源が無いのに、ゴミ排出量は世界1位、電力使用量は世界4位と、いまや資源を大量に消費する国家に変貌しています。原発云々以前に、資源の有り難みを軽視した生活感覚そのものが大きな原因の一つと考えるようになりました。今回の教訓を胸に、今後はこの生活転換論を中心に向き合っていければと思っています。
以下は、本の詳細目次です。 /sb.cgi?eid=225 │-│-│2016/03/11(金) 00:44│
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