アラカルト

忘れられた日本文化の発掘 〜曳山とイ草の館〜

朝の5時頃にフクロウの鳴き声が聞こえました。今年初かもしれません。フクロウって寒い時期はどこに居るのでしょうか。◆昨日は安土城関係の委員会で近江八幡に行きましたが、ちょっと早めに出て近江八幡市浅小井町にある「曳山とイ草の館」を訪問しました。事前予約が必要でした。先月、畳のシンポジウムから近江表のことを知り、その現状を知るためです。この地域は、全国的みてもイ草の一大産地であったのですが、残念ながら今から70年ほど前の昭和30(1955)年頃には生産は終わっており、その後平成5(1993)年にこの施設が浅小井町自治会立の伝習施設として設立されたとのこと。ネット情報などによれrば、施設の展示計画・設計・建設だけでなく、運営管理も自治会(伝習施設運営委員会)で行っているとのことです。展示は、現在でも7月のお祭り時に巡行される6基の曳山と、イ草栽培や畳表の制作過程・道具等が展示されています。また、この施設は、地域のまちづくりの拠点としても位置付けられており、平成2(1990)年に締結された近隣景観形成協定がベースになっているようで、その趣旨は「湧水」「まちづくり」「曳山」「イ草」の4つのテーマを町民主体で展開するという内容のようです。ただ、現在ではあまり活動が行われていないようで、2020年からは事前予約制で管理・受付は隣にある「浅小井ふれあいセンター」の方が対応していました。展示は作られた当時のままという感じで、現状は曳山とイ草資料の倉庫的な状態となっており、訪れる人もほとんどいないようでした。また、詳しい方が2年前に亡くなられたとのことで、概要のわかる文献もありませんでした。何か少し縁を感じましたので、可能な範囲で近江表というほぼ忘れられた日本文化の情報を発掘・整理ができればと考えています。

1.JPG
2.JPG

3.JPG
│-│-│2026/02/18(水) 10:35

page top