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アラカルト古代の渡来人について学ぶ天気予報では、今日の京都の最低気温はマイナス1度です。まだまだ寒い。でも、26日には最低気温が10度まで上がるとのこと。春になっていくのは嬉しいけれど、体温調整に気を配る必要がありそうですね。◆写真の本は、最近読み終えた康熙奉著『日韓の古代史にはどんな謎があるのか』 (星海社新書、2025)です。日韓の歴史を調べている在日韓国人2世の方が最近発刊された本です。研究者ではないようですので、深みはありませんがアウトラインを知るには分かりやすい本でした。案外、渡来人に関して俯瞰して分かりやすく書かれた本がないので貴重です。私は関東生まれですが、京都や滋賀(広くは西日本)にいると「ここは日本なのか?」と思うことがこれまで多々ありました。それまで日本の文化だと思っていたもののルーツの多くが渡来人ゆかりのものであったり、そもそも京都の基礎をつくった秦氏は渡来人ですし、個人的に藤原(中臣)氏も渡来人ではないかと考えています(いろんな説はありますが)。つまり、だとしたら日本の信仰だけでなく政治の外堀までもを外国人が埋め尽くしてきたのが日本だといえますし、1000年以上の歴史を経ながら日本化していったともいえます。この本では、おもに朝鮮半島における三国志(高句麗・百済・新羅)の時代が中心となります。読んでいて面白かったのは国が滅亡した百済と新羅の人々を受け入れていたのは分かるのですが、敵対していた高句麗の人々も日本に結構やってきていたという事実です。しかも、日本国内で敵対しないよう住み分けも考えており、関東方面では特別区のような位置づけがあったことについてはまったく知りませんでした。現在では地名や神社の名称が変更されてしまい、その歴史が分かりにくくなっている所も多いようです。先の選挙では移民問題がクローズアップされましたが、高市政権になっても2028年度末までの5年間で「特定技能」と新制度の「育成就労」を合わせて約123万人の受け入れ上限を設定しています。いつの時代になっても、世界が混迷する時代に移民というのは増えるものだと思いましたし、受け入れ方については慎重な議論が必要だと考えます。
│-│-│2026/02/20(金) 08:50│
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