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アラカルトフォーラム & 浮橋 & 河井寛次郎展今夜は27度、73%!蒸し暑いです。でも体調はだいぶ戻りました☆今日は午後からキャンパスプラザ京都で学部のフォーラムがありました。今日は観客でしたので、気が楽です。観光ビジネスと情報システムがテーマですが、私は以前の会社でデータベースやアーカイブ事業を長年担当していたので、興味深く聞きました。ただ、かつてデジタル化にかなり振り回された人間の一人ですので、最近はあえて反IT路線をとっているため、かなりニッチな考えをもっています。最後に出てきた言葉に「キュレーション」というものがありましたが、観光業界で使われている内容と、学芸員の仕事(キュレーターの仕事をキュレーションと言います)とのギャップに少し笑えましたが、講師の方には説明をしておきました。ある意味、観光で使われる言葉の内容が現在では求められていて、どちらかというと普及系学芸員と専門学芸員の両方の能力を指していると考えられます。ただ、そうした能力を有する人はそう多くはありません。一時、コンセルジュがもてはやされた感覚によく似ている感じがしました。今後どのような展開になるのか、楽しみでもあります。フォーラムの後にグランヴィアホテルの浮橋というレストランにて講師の方々と懇親の会をいたしました。初めて入るお店で、久々に京都らしさを堪能させて頂きました。懇親会が終わったのが比較的早かったので、伊勢丹をぶらぶらしていたら、河井寛次郎展をしているではないですか!しかもここでも木喰仏に遭遇。ほんとに縁が多い。寛次郎の作品にも木喰が生きています。この展覧会が良かったのは、彼の木彫品が多かったのと、彼の言葉が数多く展示されていたことです。言葉の本を売っていたので買って詳しく読みましたが、中でも写真の言葉にインスピレーションを受けました。彼はとことん新しい自分を見つけようとしていたのかも知れません。またそれに喜びを感じていたのでしょう。あくまで個人的な認識ですがなんとなく岡本太郎と少しダブってしまいました。
│-│-│2016/10/01(土) 22:13│
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