アラカルト

収穫の秋

このところ、沖縄の差別発言が問題になっていますが、いまだにあんなことを言う人がいることに驚きました。根が深い。最近、日本の古代史を学んでいるとだんだんと分かってきますが、差別問題発生要因の一つに恐らく大和政権の確立があると思われます。とくに敗者側の歴史を追っかけていくと、差別というか抹殺ともいうべき歴史が見えてきます。北海道や沖縄はとくに悲惨な差別が続いています。ニュースではほとんど話題になりませんでしたが、先日、アイヌの人々が鮭漁を再開させて欲しいという訴えがありました。我々は米を主食としていますが、アイヌの人々にとっては鮭は主食の一つとも言えます。ただ、いまだにその主食を取ることを禁じられているのです。私はそれを知ったときほんとに驚きました。同じ日本に住んでいながら、なぜそのような扱いを受けなければならないのか、その背景には日本という国が成立してきた過程に根っこの一つがあると思っています。さて、今日も区役所に行く用事があったのですが、近くの路地にはコスモスが綺麗に咲いていて、目の保養になりました。また、裏手にある岩屋神社の神鐉田では、稲穂が垂れて収穫の秋を迎えていました。しかも、子ども達がつくったキャラクターのおっきな案山子が稲を守っていて、とても微笑ましい光景でした。まさに街角展示です☆

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│-│-│2016/10/20(木) 23:06

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