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アラカルト出席の取り方朝から寝違えたのかなと思える首の違和感があったので、ちょっと動かしていたら余計に痛くなってしまいました(笑)空気が冷えてきたので、身体も硬くなっているのでしょうか。さて、先日FDのことを少し書きましたが、基本大学の授業というのは教員の裁量に任されいる部分が多く、それぞれ独自の方法を展開しています。大学は専門学校ではないので、個人的には多様な方法があった方が学生も視野が広がってよいと考えています。なので、他の先生方がどのように授業を進めているのかはあまりよく分かりません。FDで授業公開もたまにありますが、いろんな仕事が入っているのでなかなか見に行くことができません。よく思うのはみなさんどのように出席をとられているのかということです。私は昔から人数の多い授業ではいわゆる「出席票」という紙をあえて使っているのですが、5・6年ほど前でしょうか、カードリーダー式の出席チェックシステムが全教室に設置され、ほとんど「出席票」は使われなくなっているのかもしれません。ただ、機械はカードを忘れてくる学生も多く、また正しくチェックされていないケースもあり、確認・修正する必要があるのと、最初にチェックしてそのまま退出してしまう学生もいます。また遅刻者の情報がきちんと表示されません。昔も出席票を配ったら友達に渡して出てってしまう学生がいたので、授業のリアクションを出席票の裏に書いてもらい、一人ひとり回収するという方法をずっと採用しています(授業によっては別のやり方をする場合もあります)。遅刻した学生は遅刻カードと言って、色の違うカードを最後に渡すようにしています。結局リアクションシートを書いてもらう場合は機械は2度手間になってしまいます。機械化される前は、紙で出席をとることを少々面倒に思っていましたが、いざ機械化されてみると、紙を配る時に学生の様子を観察していたこと、あるいは回収するときに一人ひとりに挨拶するちょっとしたコミュニケーションが大切だと改めて気づかされました。学生側にそれは伝わっていなくても、心の中では「しっかり成長してね」とつぶやきながら顔をみています。中には出席票を両手で丁寧に出してきてくれる学生もいて、嬉しくなります。今後、出席票を使う教員はどんどん少数派になっていくことでしょうが、あるうちは最後までねばってみたいと思っています。
│-│-│2016/12/02(金) 22:42│
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