アラカルト

卒論の季節に想う

いよいよ卒業論文提出まで1週間となりました。月曜日はゼミのある日なのですが、今日はとても1時間では終わらずエンドレスの指導に。しかも、今年はゼミ生が20人もいるので、もう頭から湯気がでて、目も三角になってきています(笑)現時点でOKが出せたのは全体の3分の1くらいかなぁ。私が学生の時も、もう二度と論文など書きたくないとは思ったんですが、その後卒業論文を倍の分量に増やし本として出版することに。で、出版してみたら「うちの大学で卒論を本にしたのは君が初めてだよ」と言われてビックリ!結局自分以上やった人が居なかったことに気づき、そんなものかと思いました。そしてうろうろしながらも研究の道に進むことになったのは、やはり運命だったのでしょう。書くことよりは、何かを探求することが好きなのです。今の学生は調査といってもせいぜい数カ所。私が卒論を書いたときは100カ所くらい現地に出向いて調査をしてましたし、そのくらい調べるのが当たり前だと思っていました。調べることにまったく苦痛は感じませんでした。しかし、それが逆に異常だったということが後になってわかります。人間は何に秀でているかはわかりません。他の人にとって苦痛なことも、その人にとって何でもないことなら、やはりそれがその人の道なのだと思います。今夜のスイーツは先日買ってきた亀屋良長さんの栗菓子「野路の里」を。一見固そうに見えますが、ものすごく柔らかい触感です☆

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│-│-│2016/12/05(月) 22:44

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