アラカルト

道を開く

ようやく春らしい一日。大学の裏山一面に山桜が綺麗に開花していました。桜並木も好きですが、こうやって山の中に点在して咲く桜もなかなかワイルドで好きです☆さて、今日はお昼休みに山科駅前にオープンさせた大学のサテライト「たちラボ山科」の学生委員会初回会議を開催しました。いろんな学部から7名もの学生が参加希望を出してくれて、今後が楽しみです。一緒に考えながら活動内容を決めて行ければと思います。とくにうちの大学では、初の街中サテライトになるので、今日が新しい歴史をつくる第一歩となります。話を聞いてみると、とくに「○○がしたい!」という具体的なことよりも、募集チラシをみて「この機会に何かを始めたい」という人が多かったかな。看護学部の学生で、地域看護という分野を選考しているので、地域との接点が欲しい的な話はありましたが。ともかく、何かを始めるのに理由はいりません。私としては新たな道を切り開く彼らの背中を少しでも押してあげられればと思います。「道を開く」という意味では、私の父方の祖父は、ほんとに道を拓いた人でした。長野県下伊那郡泰阜村という山間部の集落から、飯田線唐笠駅というところまで本当に自力で道を作ったそうです。現在、その唐笠駅近くに「木下徳一翁頌徳碑」というとても大きな石碑が建っています。子どもの頃、何度かお会いしたことがありますが、名前の通りほんとに徳のある感じで、とてもやさしい方でした。よくお腹をさすってもらったのを覚えています。あと梅干しは身体にいいから食べなさいと言われましたが、未だに梅干しはあまり好きではないので、それは実践していません。梅酒は好きなんですが、すみません。ただ、いろんな意味で「新しい道を開く」という点では同じ血が流れているのかなぁ、と思ったりします。これからも失敗を恐れず、学生達とチャレンジをしていきたいと思います。

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│-│-│2017/04/14(金) 23:41

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