アラカルト

民俗知

雨模様の一日。なんとなく気分もすっきりしません。午後から大学院の授業があったので、午前中は少しゆっくりして午後から職場に。授業後も明日のイベントの準備や月曜日の授業準備をしていたら、あっという間に夜。一日が早い。このところ、隙間時間に読んでいたのが『山伏ノート』。修験道については研究書が多いですが、山伏自身が書いた貴重な本。修験の制度には関心が無く、最近、自然とともに生きてきた日本人の知恵(=民俗知)に関心があります。醍醐寺や熊野と関わっているのも何か不思議な縁を感じます。こういう文化はだんだんと消滅していく時代だからこそ、逆に自分が死ぬまでに少しでも認知・継承しておきたいと思うようになっています。そういう意味で、著者の山伏と関わる視点に共感する部分が多かったです。また、山伏は忍者やサンカとも非常に共通した要素を有している点が面白かったです。

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│-│-│2017/05/13(土) 22:20

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