アラカルト

銅鐸の用途

とっても気持ちいい秋晴れ。気持ちもゆったりします☆今日は午後から安土へ。博物館の運営懇談会に参加です。まだ紅葉にはちょっと早いですが、少し色づいていました☆館では銅鐸や銅剣等の展示を見学。なかなか良いものが揃っていて見応えがありました。以前から私は銅鐸と前方後円墳は同じ意味合いがあると考えていて、銅鐸はまさに神奈備山から昇る太陽を表しているものと推測しています。周りのヒレみないなものは、太陽から発せられるオーラの表現です。大日如来の光背と同じようなもの。そう、私の中では銅鐸は大日如来そのもの。元々銅鐸は道具として日本に上陸しましたが、その舶来品が日本の縄文信仰と融合して権威そのものになっていったのではないでしょうか。縄文時代というのは、恐らく高貴な人物は神奈備山の山頂(日が昇る場所)に埋葬されたに違いありません。それが銅鐸と融合し、大規模古墳時代になって対象が変化しますが、形そのものを横に寝かせて巨大化したのが前方後円墳だと考えています。つまり、時代は変わっても象徴の意味は変化していないということです。ちなみに鏡というのは太陽の象徴であり、だからこそ天照や国旗として今日に繋がっているのだと思われます。尊いものという事だけでなく、カガミ(カカ・メ)つまり蛇の眼という強さの象徴でもあるのです。まぁ、勝手なことばかり書いていますが、民俗学的に生活者の視点で事象をとらえるとそんな仮説が浮かび上がり、案外的外れではないと思っています。会議後にショップで本とタオルを購入。外に出たら綺麗な夕焼けが見られました☆滋賀県は高いビルが少ないので、雄大さを感じます。今夜のお菓子はチョコケーキにしました☆今週もおつかれさまでした。

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│-│-│2017/11/10(金) 21:02

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