アラカルト

レニ・リーフェンシュタール

全国的に厳しい寒さのようですねぇ。京都も雪が降りそうな気配です。でも少しずつ寒気は弱まるようです。今週はひっきりなしに論文チェックメールが届きます。早く終わらせたいのか、1日に何度も。もっと早くにやってくれたらと毎年思います。ところで、うちの大学のHPがリニューアルされました☆ http://www.tachibana-u.ac.jp/ オープニングの映像にドローンが使われていてなかなか見ごたえがあります。こういう動きのある映像をみていると、なぜかドイツの映画監督レニ・リーフェンシュタールを思い出します。彼女は今から80年も前に「移動ショット」という技術を本格的に映画に取り込みます。それまでカメラは動かないのが当たり前でした。当然ドローンはないですが、飛行機を使ったショットもすでに考案しています。ただ、ナチスのプロパガンダ映像を作ったことで、戦後は不遇な時代を過ごすことに。でも彼女の凄いところは、71歳でダイビングの資格をとり、2002年に100歳にして「原色の海」という作品を残し、翌2003年に101歳で亡くなります。大学のHPを見ていたら彼女が最後までこだわった映像の事を改めて思い出しました。「原色の海」は昔東京で上演されていたかと思いますが、機会があれば一度見てみたいなぁ。

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│-│-│2017/12/13(水) 21:51

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