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アラカルト志&質保証朝起きたら外は真っ白!やっぱり入試の時期には雪が降る。ただ、それほど積もってはいないので、大きな問題にはならずに何とか試験も無事に終了。帰りも寒い。−3度。京都では結構低い方。でもロシアのシベリアの方では−60数度とか、ちょっと想像ができません。私が尊敬する人の一人に故千葉徳爾先生がおります。柳田国男先生のお弟子さんで狩猟研究の第一人者だった方です。院生の時にお世話になり、柳田先生の生家のある兵庫県福崎町の民俗調査にご一緒したことがあります。とても厳しい先生でした。先生はかつてシベリア抑留になったことがあり、あまり多くは語られませんでしたがとても大変だったようです。そんな中でもロシアの狩猟民族の研究をされていたというのですから、とても驚きました。「どんな劣悪な環境であっても<志>があれば道は開ける」ということを先生から学びました。ところで、最近では学生の質保証とかアウトカムといった事がよく言われます。私は学生の成長だけでなく、むしろ学生が学習の一環として残した成果の質についてに少し力を入れています。それが社会人基礎力となると思っているからです。毎年いろんなプロジェクトを行いますが、成果品だけでなく必ず成果報告書を作成し残すようにしています。1つの授業で1〜2冊の報告書や資料集ができるので、半期授業だけでもかなりの数になります。それに加えてミーティングの内容によって議事録なども作ります。下手な社会人より学生の方が立派な議事録を作ったりします。卒業論文集はまた別に作ります。個人研究だけでも大変だと思いますが、いろいろトレーニングすることで成長しますし、なるべく目に見える「形」にしておく意味を考えてもらうことも狙いとしています。こういう作業をしていると「そろそろ年度末だなぁ」という感じになります。
│-│-│2018/01/25(木) 23:05│
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