アラカルト

ヴィンテージの魅惑

春分の日、有り難く休ませていただいております。ただ、せっかくの祝日ですが「寒の戻り」があったようで、あまりに寒い一日でした。が、朝からヨガワークでヴィンヤサというレッスンに参加。また不整脈がでていたので、できるだけ心を落ち着かせるように意識しました。このところ、なるたけストレスのないように心がけていますが、何かあるのでしょうか。ちょっと仕事の本を探しに丸善に行きましたが、ついでに趣味の本も。レトロなクルマが大好きなんです。海外では古いクルマに対する優遇措置があるのですが、日本は未だにスクラップ・アンド・ビルド的発想が主流で、クルマ文化がなかなか確立しにくい環境にあります。スイス、オーストリア、ドイツでは古いクルマの保護を目的とした特別ナンバー制度があります。イギリスでは、なんと1973年以前のすべての車の税金が免除されるのです。イタリアではコレクションとして旧車を数台所有している場合、使用するものだけ税金がかかる仕組みになっています。またフランスでは、新車よりも旧車の登録料を安くなるように設定されています。古いクルマを長く使われたら新しいものが売れないということはありますが、全ての人がそうするわけではないですし、好きな人は新しいクルマも同時に所有するケースもあるでしょう。むしろ、「古いもの=価値のないもの」「すぐに陳腐化させる」という思考から脱却できていないことに危惧を感じます。もちろん古いものすべてに価値があるわけではなく、ヴィンテージと呼ばれるものには現代のものにはない特別な意味が必要となります。マツダが最近ロードスターのレストアサービスを始めたというのはエポックかも知れません。ということを考えていたら、1985年からインドで生産されているジプシー(ジムニーのロングバージョン)が日本で輸入発売されたという記事に遭遇。33年経過して初めて新車として買えるなんて。次期ジムニーが生産に入ったというのに30年以上も前の車種が未だに「現役」として海外生産されていて、それが初めて国内販売される。何だか時代感覚がおかしくなりそうですが、これは現実に起きていることなのです。ちなみに、インドにとってこの車は歴史的な意味があり、日本との「友好の象徴」ともなっていますが、日本では20年前に生産が終了しています。また、マニアックな話になってしまった…。お昼は「おくどはん」の御前ランチを。いつもは行列ですが、今日は大雨でしたので比較的空いていてラッキー。ちょっとずついろんなものが食べられるのがいいんです☆

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│-│-│2018/03/21(水) 23:00

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