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アラカルト働くことの難しさ朝から気分がすぐれず、もんもんとした1日でした。なんとなく気分が安定しません。残暑バテでしょうか。滋賀大学でお世話になっている河口先生と打ち合わせをした際、大学創立60周年記念の団扇をいただきました。そこに木造校舎時代の写真があり、先生はそのころをとても懐かしく語って下さいました。いつもお昼はたいてい学生食堂に行きますが、ここの大学の生協では障害者の方が働いています。ただ、最近見かけないのでなんとなく心配。この間の吉岡さんのドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」でも読字障害の方の雇用問題がテーマになっていました。そんな時に中央官庁が雇用する障害者の数を水増ししていたなどという問題が露呈し、さらにそれが自治体にも波及しています。とんでもないことです。以前、地域連携センターでも障害者雇用のことを取り上げて、どう促進をするのかということを考えましたが、国や自治体でこのような状況だったと知って愕然としました。障害者だけでなく、健常者でも働くのが難しい状況も有ります。ちょっと話はずれますが、卒業生から連絡がある場合、その多くが雇用の問題です。みんなギリギリのところで我慢しています。いまでも思い出すのは、ちょっと前にあるゼミの男の子が数年間働いてきた会社で、上からの圧力に耐えきれない状況にあるとのことで、研究室に相談に来ました。大抵私のところに来た時点で状況はかなり悪い場合が多く、話を少し聞いただけでも深刻な状況であることがわかり、すぐに辞めさせる段取りに入ったことがありました。毎年何人かは相談に来ます。ま、ストレスを私に吐き出す人もいますが…それで少しでも元気になれば良いのですが。今元気な人でもいつ怪我をするかもわかりません。いろんな職場がありますが、人間はそれぞれに何らかの問題を抱えています。組織は事業の効率性ばかりを追うのではなく、一人ひとりが問題を抱えながらも社会の一員として働ける環境を考えるという意識がより広がっていくことを期待したいと思います。
│-│-│2018/08/30(木) 22:54│
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