アラカルト

湖北の旅

今夜は琵琶湖の北、マキノ町におります。正面の島が竹生島で、虹が架かっています☆前から学外研究の視察のため、湖北に行こうと思っていたのですが、いろいろやることがあったのと自然災害が相次ぎようやくこの時期になりました。安土町から北にはほとんど行かないので、これまで行ったことのない施設を回ることに。午前中は能登川町の文化センター、愛荘町の近江上布伝統産業会館へ。午後はヤンマーミュージアムに行ったのですが、まさかのリニューアル休館!ちょっと凹みましたが、その分湖北・高月町の歴史民俗資料館と渡岸寺観音堂を閉館時間ギリギリまでじっくり見ることができました。高月は「観音の里」として知られ、この観音堂には国宝の十一面観音があります(画像はwikipediaより)。なんと、この観音様、私がいままで見てきた中で最高レベルのものと感じました。白洲正子さんをはじめ著名な方も多く訪れているようです。作者不明ですが、奈良のどの観音様よりも良いと個人的には思いました。一応かつて大学・大学院は美術史専攻でしたのでそれなりに沢山見ていますが、とにかく素晴らしい。現在は宝物館に安置されていますので、全方位から拝観できるように置かれています。とくに斜め後ろ辺りから観ると、虚空を飛んでいるように見えます。この像は写真では伝わりにくいです。この地域には約130体もの観音があり、度重なる戦火では土に埋めたり、川に沈めたりして今日まで伝えてきています。この像も土に埋めて隠していたそうです。信仰心の篤い地域だったようです。なんかドラマが作れそう。今日は滋賀県の凄さを改めて感じた次第です。お昼は愛荘町の道沿いにあったサンマルツァーノというレストランでハンバーグランチを。レトロな洋風のレストランでしたが、それほど広くない駐車場にクルマが30台位所狭しと置いてあって、どんな店なのかと思いましたが、雰囲気も味もよく、スープ・サラダ・デザート・ドリンクまで付いて1080円!しかも、コーヒーはサイフォン。機会があればまた来たいと思いました☆明日は湖北から湖西にまわります。

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│-│-│2018/09/12(水) 23:06

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