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アラカルト人は生まれ変わるのか今日は成人式。晴れてよかったですね☆大人の自覚が芽生えるのは人によってまちまちですが、それぞれが生きてて楽しいと思える道が見つかるといいなぁと思います。今日もあまり体調が良くなかったので、だいたい家で過ごしていました。年始に買った本が衝撃的で、どうしても関連する本が読みたかったので、読み切りました。年始に買ったのはどこで買ったかは忘れましたが『かみさまは小学5年生』という刺激的なタイトルの本。生まれる前の天界の記憶をもつ少女(すみれさん)の話で、しかも天界では神だったという。ほんまかいなという内容です。ただ、私は東日本大震災以降、東北の縄文文化に深く触れる機会があり、縄文人の輪廻転生観がどこからくるのかを考えていくなかで、胎内記憶や前世記憶に少し関心を持つこととなりました。これまでも民俗学のフィールドワークで不思議な体験談をたくさん聞く機会はありましたが、すべて夢・幻想・幻覚・妄想等とばかり考えていました。しかし、かつて柳田国男は真剣に魂のことを考えており、また南方熊楠は親の霊に何度も遭遇したことを記録として残しており、最近は全否定しないようにしています。そこで、どうしても読んでおきたかった本が『ソウル・サバイバー』。第2次世界大戦中に父島付近で日本軍に撃墜されたという記憶を持つ子どもの話。これは日本でもドキュメンタリーになったので知っている人もいるかも知れません。私はユーチューブで番組をみて知っていましたが、その内容を詳細に書いた本があるというので、ネットで購入してみました。368頁というもの凄く内容の濃い本でした。子どもの父親は敬虔なクリスチャンで、子どもの言うことがまったく信じられず、否定するために研究者と同じように徹底的に調査していきます。しかし、細かい点に至るまですべて子どもの言うとおりだったのです。そして、ついには実の姉だった人の所在までつきとめます。読んでいて最も面白かったのは、その姉だった方と子どもが初めて電話で話をするシーンでした。姉弟しか知り得ない事実が次から次に出てきたことです。懐疑的であった父親は最後には降参し、家族で供養のため父島に訪れます。すみれさんの本は天界のことのみで、前世はでてきません。一方、撃墜された記憶をもつ子の方は前世記憶と胎内に収まる部分の記憶はありますが、天界での記憶記載は見当たりませんでした。胎内に収まる状況については、空から詳細に見ていた様子が書かれています。つまり、それが本当なら魂は「記憶」だけでなく「視覚」もあることになります。すみれさんの本がまったく検証不可能であることにたいし、前世記憶の本はすべて検証されているという違いがあります。両書とも研究者が書いた本ではないので、嘘である可能性もあります。ただ、ソウルサバイバーの方は多くの研究者が注目をしているようです。今はもう青年になっているのでしょうねぇ。海外ではこうした研究はかなり昔からなされているようですが、日本ではちょっと分野が異なるかもしれませんが、明治末期に起きた「千里眼事件」(超能力研究中に自殺者が出た事件)以降、アカデミズムの世界では超心理学的な研究はされなくなりました。が、胎内記憶については最近医師を中心に研究がされ始めているようです。真偽はどうであれ、私が思ったのは、これらの本を読んだことで自分の「人生観」に少し変化があったように感じられたことです。自分が置かれた状況を何か客観的に見られるようになった気になりました。気になっただけかも知れませんが…。お昼は近くのロビンさんでオーブンカレーの温玉のせを。このメニューも大好き☆
│-│-│2019/01/14(月) 22:20│
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