アラカルト

ある価値観への違和感

もう夏ですね!もう少し涼しい5月を楽しみたかったのですが…。朝から軽い偏頭痛が続く一日。朦朧としながら事務作業をこなしていました。4月はそれまで悩まされていた不整脈はウソのようになくなったので、ちょっと安心しすぎていました。身体というのはほんとに不思議です。で、また失敗です…。万歩計をズボンに入れたまま洗ってしまった…。乾かしたのですが、画面が戻りません。これまでに何度同じ事をしたか…。私の場合、万歩計というより時計として使っています。常時時計として使えるタイプを見つけたので、ラッキー。しかも1240円。腕時計は邪魔なので使いません。以前、ある人から「腕時計は男のステイタスシンポルなのできちんとしたものを付けた方が良いですよ」と忠告されましたが、そうした価値観そのものに違和感を感じました。もちろん、腕時計を否定しているわけでもありませんし、見窄らしい格好はしたくありませんが、良いものを身につけていれば株が上がるとは思いません。むしろ、その人の年齢や人格にあったものを身につけるとか、その人らしいスタイルをとっているということに価値を見いだします。私はいろんな人を尊敬していますが、その一人に秋山好古さんがいます。いまの大学生は秋山兄弟についてはまったく知らないので、何かのついでにたまにお話しします。世間的には弟の真之さんの方が有名ですね。偉大な人物でありながら、世間体を気にせず質素な生活を送られた方です。軍人をやめてから、普通はしないであろう中学校の教師を喜んで引き受け、全身全霊で子ども達の教育にあたります。彼の言葉に「歴とした男子は華美を排するのだ。縄でも巻いておけ」というものがあります。私はこういう価値観が好きです。ちょっとずれますが、地域政策の分野で二言目には「経済効果」という人がいます。今日も誰かとそんな話になりましたが、残念ながらそういう人達が理屈や文句だけ言って自己利益のためにしか動かずまちを壊していく場合が多いのです。黙って泥臭く動く人の方がよほどカッコイイ☆こんなことを考えているから、あまり理解されないんですけどね。それでいいと思っています。

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│-│-│2019/05/17(金) 23:44

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